【非嘔吐過食の方へ】どんどん醜くなる。助けてください。

脱!摂食障害カウンセラーの三上さくらです。

 

この記事は、

・嘔吐しない、もしくは嘔吐できない方
・ドカ食い、むちゃ食いがやめられない方
・拒食や過食嘔吐よりマシだけど…今のままでは嫌だ!

と思っている方に向けて書きました。

 

摂食障害になる前の私は、「食べている時が一番幸せ」と思っていました。少しでも嫌なことを忘れる時間を過ごしたいので、長時間食べ続けて、お腹がパンパンになって幸福感に満たされる。

でも、

・じわじわと太っていくことへのイライラ
・エンゲル係数が高すぎてイライラ
・食べることを指摘されることへのイライラ

に、どう対応したらいいか分かりませんでした。

そして、そのイライラを忘れるために食べて食べて食べまくる。食べている時は無心なので、忘れることができる。その時間をできるだけ長く維持したいので、自然と食べる量が増えてくる。そして太る。

「美味しく食べて幸せ」「普通に食べて幸せ」で終わるために。何かヒントがありますように。

はじめに

食べることが好きなだけ。
美味しいものをたくさん食べたい。

 

当時は十代だったので、

「成長期だから、今まで以上に食べるのは当たり前だよ」

と周りから言われ、何にも気にせず食べていました。

 

どんぶり飯三杯とラーメン。
カレーライス大盛りとグラタン。
ハンバーグ7個とオムライス。

回転寿司に行けば、50皿くらい。
Mサイズの宅配ピザは一人前。
カップラーメンは3個でも足りない。

「外食の一人前は、誰にとっての一人前なの?コンビニ弁当は量が少なくて、ぜんぜん足りないんだけど!」が口癖でした。

大食いと過食の境界線

ただの食べ過ぎや大食いではなく、自分の食生活は異常かもしれない…と思ったのは、

・食べても食べても満腹にならない、永遠に満足できない
・お腹がすいていないのに食べていないと不安になってくる
・何か食べられないと狂暴になる、イライラが止まらない

このような出来事が日常茶飯事になって、そういうお年頃だから?親はただの反抗期だと思っていたようです。

 

だんだんと異性の目を気にするようになって。

ダイエットをやってみるけど続かない。断食してみたり、運動をやったり、お弁当を小さくしましたが、やっぱりたくさん食べたい何かをやればやるほど反動でもっと食べてしまう。

・断食や欠食は体に悪いから~
・運動するとご飯が美味しくなっちゃうw
・成長期に無理なダイエットは禁物!

こんな風に言い訳しながら食べていました。過食の正当化。

「自分は意志が弱いのかな?」と思いながらも、他人から「意思が弱い」と言われることに怒り狂っていました。

このイライラは何だろう…
なんて悪循環なんだろう…

漠然とした不安だけが私の中でたまっていきました。そんな不安をかき消すために暴食の日々は続きます。

 

食べることが幸せで、
ついつい食べ過ぎてしまうのが、
ただの大食い。

不安を解消するために食べる、
幸せより不安罪悪感を抱くのが
摂食障害の過食。

 

今でも、自暴自棄になると過食することがあります。その時は、自分を見失っている時。空腹だから食べるのではなく、物理的に何かを詰め込みたいだけ。

冷静になってから「何が足りなかったのか?」じっくり自問自答しています。

足りないものとは?

食べたい!食べたい!食べたい!
太りたくない…太りたくない…太りたくない…

 

食べたい!という感情は、自分の中にいる子供心です。

太りたくない…という感情は、
他者を意識するようになってからの心
スタイルが良くて素敵な女性に憧れる心
こんなに食べていることが恥ずかしいと思う心
エンゲル係数が高過ぎて、もっと節約したいという心

つまり大人心です。

おそらく、この二つの意見がぶつかり合っているのではないでしょうか?

子供心は、

今!すぐ!
この瞬間に!
やりたいことはやりたい!
後先考えない。

一方大人心は、

ほんとに大丈夫?
もう少し様子みない?
後悔しない?

こんな感じ。

この葛藤を永遠に繰り返して、結局は子供心に負けて、食べてしまう。食べてしまった自分を残念に思う。

「やっぱり私は意志が弱い…」と呪いの言葉を唱えて、自分自身を追い詰めていく。

 

これらの行動は、意志が弱いわけではありません。あえていうなら、本音を隠しているだけ。

 

 

何が足りなかったのか?

 

 

私の場合は、自信でした。

本音を隠していませんか?

食べ物を詰め込むのは、何かを埋めたいだけ。

よく愛情が足りないからと言われるけど、人それぞれ違うから、それを見つけることの方が大切だと思います。それさえ見つかれば、食べ物以外のことで補うことを考えるようになります。

 

その前に、避けて通れないこと。それは本音探しです。

 

しかも、今まで見ないふりしてたダークなやつ。

ネガティブ思考で考えているコンプレックスとか。
周りの人と比べて、嫉妬している歪んだ感情とか。
好きな人が出来ても、踏み出せない理由とか。
女子友達に対してイラっとしている気持ちとか。
痩せている子、華奢な子に感じるドロドロとか。
「こんなに食べられない」とアピールする女への怒りとか。
非力ぶってる女とか、それに騙される男とか。
みんな死ねばいいのに!と思ってる自分とか。

そういう本音を出さないと進めません。

今まで隠してませんか?いい人ぶってませんでした?

私は八方美人なので、隠していました。どす黒くてエグイこと考えてるくせに、嫌われたくなくて。自分の意見を主張するのが恥ずかしくて黙ったり、反対に笑いを取るためにお道化てみたり。

そんな自分に嫌気がさしてました。

 

そして、過食。

 

ストレスで食べちゃうなら、ストレスを無くせばいいよね~
ストレスがなくなる訳がない!と思っているからなくならないんだよ~

このような言葉を自分自身に語り掛けていました。

何かあると過食してしまう自分を責めるのではなく、ついつい食べ過ぎてしまう友達に語り掛ける言葉を考えてみてください。どうか、その言葉を自分にも言ってあげてください。

助けてください。

この叫びは、二つの意味があると思います。

一つ目は、太っていく体重の数字が怖くなること。
二つ目は、食に支配された生活が変えられないこと。

 

太るの怖いよね。

でも、怖い怖いと思って思考停止していると、怖い思考だけが蓄積していきます。

私のメソッドの大前提は「思考は現実化する」ということ。怖いと思っていると、怖い現実があらわれてしまいます。詳しくはコチラの記事を読んでください。

摂食障害(拒食・非嘔吐過食・過食嘔吐)から卒業する方法

 

食に支配された生活という意味で、拒食も過食も同じです。

全く食べないか、大量に食べるか。行動に違いがあるだけで、思考は同じ。白黒思考になっていて、極端な考え方・捉え方になっています。

非嘔吐過食の場合、

・量を少なくする努力をした
・いつもと違う環境で食べてた
・食べるメニューを変えてみた
・食べる順番を変えてみた
・飲み物を変えてみた
・軽い運動をやってみた

こういう小さなことを頑張っているはずです。私のクライアントさんで改善する方の特徴は、このような小さな努力を認めて、自分を褒めています。

一方「まだまだダメなんです」と諦めモードの方は、小さな努力は認めずに、自分を責めて、思考停止しています。

例えば、

「運動をはじめても三日坊主でダメなんです…」
「昼は我慢したけど、夜はより食べてしまって…」

って思うことありませんか?

三日坊主に注目するのではなく、運動をはじめたことを褒める!
夜に食べ過ぎたことより、昼に我慢(調整)できたことを褒める!

このように褒める思考をためてください。そうすると、褒められる現実が訪れますから。

 

ここまでの話が、頭では理解できると思います。とはいえ、頭で分かってもなかなか手応えがないから、悩むんですよね~

大丈夫。私も経験者です(笑)

過食に負けない

過食嘔吐しないようになった頃、ドカ食い衝動が何度も訪れました。その時に私がやっていた方法をご紹介します。

・食べる前に深呼吸をする
嗅覚を研ぎ澄ませる(視覚だけでなく五感を使って味わう)
「ほんとにお腹が空いてるの?」と子供心の自分に確認してみる
「美味しく食べて、嬉しいなぁ〜」と食べる前に感じる
・一人前の量を視覚で認識して「これで満足だ!」と言う

丁寧に「いただきます」を言った後は…

・スプーンを使わない、もしくはティースプーンで食べる
利き手と反対の手で食事をする
・一度口に入れたら、箸を置く
・口に入れた瞬間と噛んでいる間の味の違いを言語化してみる
・どんな材料でどんな調味料が使われているか分析する
・今、食べているものが「私の身体を作っているんだ〜」と噛みしめる

一人前の量が終わったところで…

・いったん「ごちそうさま」をする
まだ食べたい?何が食べたい?物足りない?と自問自答をする
心から食べたかったら、食べてもいいんだよ~と許してあげる
・ここまでの問いかけをできた自分を褒めてあげる

もうお分かりだと思いますが、超地味です(笑)

この地味なやり取りを、何十回、何百回、何千回やったでしょうか。このような地味なことを愚直にやった人だけが、ちゃんと前に進んでいることも知っています。

 

自暴自棄になって過食するまで自分を責めない。
諦めモードになる前に、自分を褒めてあげる。

 

一日三食だとしたら、365日×3回のチャンスがあります。年間約千回のチャンスを活かすか?太るのが怖い!と言いながら思考停止で過食するのか?

 

選択するのは自分です。

 

おわりに

「痩せている人だけが摂食障害じゃない!」

過食期の頃の私は、いつもいつも思っていました。158センチ、87キロの身体は、意志が弱いわけではなく、自分に自信がなくて、食に支配されていた。

非嘔吐過食の場合、心の叫び(自分の本音)に気付くことが改善への第一歩です。ただし、二つほど注意事項があります。

①すぐに体型や体重に変化があるわけではありません。思考が先です!
本音の深掘りができていないと、今までと同じ現実が訪れます。しっかり向き合ってください。
※もし一人で迷走したら、電話セッションをご検討ください。
>>>【初回限定】電話での個別相談のご案内

地味な期間があるからこそ、リバウンドもしません。思考の仕組みを忘れないでください。

あとね、過食している自分を肯定してあげると、はじめのうちは体重が増えるかもしれません。

罪悪感なく食べてもいいんだよ~
美味しいモノが食べられて幸せだね~

という思考をためているから。この状態で幸せならいいのですが、心の奥底で「こんなに食べて大丈夫かな」という不安を隠しているとしたら…

不安思考に引っ張られてしまいます。

だから、

健康的な食生活が出来て嬉しいな~
量より質が良いほうが美味しく感じるな~
たくさん食べなくても満足できて幸せ!

というような思考も一緒にためてください。

 

摂食障害じゃない人も、暴飲暴食はします。どうか深刻になりませんように。

 

 

2018年12月〜一般社団法人日本栄養バランスダイエット協会の摂食障害専門インストラクターをしています。
「適量が分からない!普通が分からない!」という方は、ぜひ読んでみてください↓↓↓

>>>一般社団法人日本栄養バランスダイエット協会ベーシック講座通信セミナー

関連記事

・ストレス食い、むちゃ食い、どか食いがやめられない方へ
まずは、こちらの記事で「過食度チェック」をしてみてください!
・過食習慣から抜け出すための思考術と習慣を変える秘訣
習慣を変えるためのお話です。基本は「思考⇒行動⇒習慣」と変えていきます。
・ストレス食い・むちゃ食いなどの過食から抜け出したい方へ
記事内にある「気分転換できる39のこと」は是非読んでみてください。

 

毎日読むだけで、だんだん心が軽くなる 15年間、摂食障害に悩んだ私が見つけた思考術 脱!摂食障害のための無料メールセラピー